国内映画ランキング : 2018年11月17日~2018年11月18日
映画ランキング : 2018年11月19日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2018年11月17日~2018年11月18日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | 公開館数※ | 上映週 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 368 | 2 | ||
2 | 2 | 352 | 3 | ||
3 | 初 | 327 | 1 | ||
4 | 4 | 314 | 3 | ||
5 | 3 | 215 | 2 | ||
6 | 5 | 229 | 4 | ||
7 | 初 | 95 | 1 | ||
8 | 6 | 158 | 2 | ||
9 | 8 | 321 | 4 | ||
10 | 初 | 57 | 1 |
※ファーストラン時点、映画.com調べ
「ボヘミアン・ラプソディ」V2、「人魚の眠る家」は3位、BTS(防弾少年団)の映画が7位
11月17日~18日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。3本の新作がランクインしたが、「ボヘミアン・ラプソディ」と「ヴェノム」が1位、2位をキープした。2週連続で首位を獲得した「ボヘミアン・ラプソディ」は、週末2日間で動員26万2913人、興収3億8850万円を稼ぎ、前週末比110%を記録。累計動員は92万9326人、興収は13億2144万円を達成した。これは今年2月に公開され、興収53億円を記録した「グレイテスト・ショーマン」の2週目週末の興収比107%。各劇場で満席・完売の回が続出し、クイーン世代の夫婦、女性同士、大学生から20代男女を含む幅広い層が詰めかけている。SNSでは芸能人、著名人によるコメントもあふれ、先週末から全国109館で“胸アツ”応援上映が順次スタートし、リピーターも続出していることから、さらなる客層の広がりが期待される。
2位「ヴェノム」は、週末2日間で動員12万9000人、興収1億9300万円をあげた。累計動員は112万9988人、興収は16億5498万5700円(19日時点)となり、動員100万人、16億円を突破した。
新作「人魚の眠る家」は3位に初登場。同作は東野圭吾の同名ベストセラーを、篠原涼子と西島秀俊の映画初共演で映画化したヒューマンミステリー。16日から全国326スクリーンで公開され、土日2日間で動員11万3000人、興収1億4800万円を記録した。この成績は、今年8月31日に公開された篠原主演「SUNNY 強い気持ち・強い愛」の興収比96.1%。40代以上を中心に、30代から60代の幅広い年齢層の女性を集客しており、レディースデイの高稼働も見込まれる。まずは興収10億円が当面の目標となりそうなスタートとなった。
4位は「スマホを落としただけなのに」がキープ。週末2日間で動員11万1000人、興収1億5300万円をあげ、累計興収は11億円を突破している。
新作では他に、15日から公開された「Burn the Stage the Movie」が7位にランクイン。韓国のヒップホップボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」の初のドキュメンタリー映画だ。
2015年度のアカデミー賞3部門にノミネートされた「ボーダーライン」の続編「ボーダーライン ソルジャーズ・デイ」は10位スタートとなった。
2018年11月19日更新 和田隆