全米映画ランキング : 2018年4月20日~2018年4月22日

全米映画ランキング:2018年4月23日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2018年4月20日~2018年4月22日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 2 クワイエット・プレイス

A Quiet Place
「クワイエット・プレイス」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

3 22,000,000 132,358,711
2 1 ランペイジ 巨獣大乱闘

Rampage
「ランペイジ 巨獣大乱闘」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 21,000,000 66,600,066
3 アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング 1 16,220,000 16,220,000
4 だめんず・コップ2 1 14,700,000 14,700,000
5 3 トゥルース・オア・デア 殺人ゲーム 2 7,910,000 30,385,415
6 4 レディ・プレイヤー1

Ready Player One
「レディ・プレイヤー1」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

4 7,500,000 126,181,326
7 5 ブロッカーズ 3 6,985,000 48,252,045
8 6 ブラックパンサー

Black Panther
「ブラックパンサー」

Walt Disney
(ディズニー)

10 4,642,000 681,084,109
9 セックス・トラフィック 悪夢の週末 1 3,875,000 3,875,000
10 7 犬ヶ島

Isle of Dogs
「犬ヶ島」

Fox Searchlight
(20世紀フォックス映画)

3 3,400,000 24,360,538

エミリー・ブラント主演のホラー「A Quiet Place」が首位に返り咲き

3本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、前々週に約5000万ドル超のオープニング興収をあげ、大ヒットデビューを果たしたエミリー・ブラント主演のホラー「ア・クワイエット・プレイス(原題)」が、約2200万ドルの興収で首位に返り咲いた。

同作の17日間の累計興収は、昨年のパラマウント最大のヒット作「トランスフォーマー 最後の騎士王」を抜き、約1億3200万ドルに。今週末の成績によってはグロス2億ドル超えも見えてきそうだ。

2位は前週首位のドウェイン・ジョンソン主演「ランペイジ 巨獣大乱闘」。先週末は約2100万ドルの興収で累計は約6600万ドルに。こちらのグロスは1億2000万ドル近辺か。

約1620万ドルのオープニング興収で3位デビューとなったのはエイミー・シューマー主演のコメディ「アイ・フィール・プリティ(原題)」。容姿に自信が無かったレネー(シューマー)が、エクササイズ中に頭を打ったことから自分が「世界で一番美しい」と思うようになり、何事も自信たっぷりに行動し出世していくが……というストーリー。共演にミシェル・ウィリアムズ、エミリー・ラタコウスキー、ナオミ・キャンベル、ローレン・ハットン。監督は「25年目のキス」「そんな彼なら捨てちゃえば?」などの脚本を共同で手がけ、本作で長編監督デビューを果たしたアビー・コーン&マーク・シルバースタイン。

3位と僅差のOP興収約1470万ドルで4位初登場となったのは、ジェイ・チャンドラセカール監督・主演による「だめんず・コップ」17年ぶりの続編「Super Troopers 2」。米北東部バーモント州のハイウェイ・パトロール5人組が、米国—カナダの国境の町でハイウェイ・パトロール・ステーション設立に奔走する姿を描いたコメディ。音楽は2015年のパリ同時多発テロで襲われたイーグルス・オブ・デス・メタルが担当。出演はチャンドラセカールのほかに、デイモン・ウェイアンズ・Jr.、クリフトン・コリンズJr.、ブライアン・コックスほか。

その他、ポーラ・パットン、オマー・エップス、ウィリアム・フィクトナー共演のサスペンススリラー「Traffik」が初登場で9位にランクインした。

今週末からは、例年より1週前倒しでサマーシーズンに突入。今年もスターターはマーベルの大作「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」。OP興収の新記録更新に期待がかかる。

2018年4月23日更新 藤井竜太朗

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