全米映画ランキング : 2017年8月25日~2017年8月27日

全米映画ランキング:2017年8月29日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2017年8月25日~2017年8月27日
(金額・順位は確定前のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 ヒットマンズ・ボディガード 2 10,050,000 39,614,004
2 2 アナベル 死霊人形の誕生

Annabelle: Creation
「アナベル 死霊人形の誕生」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 7,350,000 77,880,384
3 フェリシーと夢のトウシューズ

Ballerina
「フェリシーと夢のトウシューズ」

The Weinstein Company
(キノフィルムズ)

1 5,015,500 5,015,500
4 10 ウインド・リバー

Wind River
「ウインド・リバー」

The Weinstein Company
(KADOKAWA)

4 4,410,610 9,840,823
5 3 ローガン・ラッキー

Logan Lucky
「ローガン・ラッキー」

Bleecker Street
(東北新社)

2 4,366,894 15,042,836
6 4 ダンケルク

Dunkirk
「ダンケルク」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

6 3,950,000 172,479,030
7 7 スパイダーマン ホームカミング

Spider-Man: Homecoming
「スパイダーマン ホームカミング」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

8 2,725,000 318,843,082
8 バース・オブ・ザ・ドラゴン 1 2,501,100 2,501,100
9

Mayweather vs. McGregor

Fathom

1 2,400,000 2,400,000
10 6 絵文字の国のジーン

The Emoji Movie
「絵文字の国のジーン」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

5 2,350,000 76,431,471

「ヒットマンズ・ボディガード」V2 「Birth of the Dragon」は9位デビュー

8月に入ってから深刻な夏枯れとなっている全米ボックスオフィス。ハリケーン・ハービーがテキサス州を直撃した影響もあり、トップ12本の総興収が2000年以降の8月では最低の数字となる約5070万ドルと不振を極めた先週末は、前週首位の「ヒットマンズ・ボディガード」が約1026万ドルの興収で首位を守り、V2を果たした。

先週末唯一の1000万ドル超え作品となった同作は、2週連続の首位ながら10日間の累計は約3982万ドルと低水準。最終興収は6000万ドル程度になる見込み。2位は前週と同じく「アナベル 死霊人形の誕生」。3週目は興収約768万ドルと失速し、累計は約7800万ドルに。

OP興収約470万ドルで3位初登場となったのは、日本では8月12日より公開されている仏加合作アニメ「フェリシーと夢のトウシューズ」(英題は「Leap! 」)。声の出演にエル・ファニング、デイン・デハーンに歌手カーリー・レイ・ジェプセンなど人気スターを揃えたが、レビュー、興行ともにパッとせず。

また、8位にはブルース・リーが映画スターとして有名になる前の青年時代を描いた伝記ドラマ「Birth of the Dragon」が初登場。1618サイトでの上映ながらOP興収約270万ドルとまったく振るわず、厳しい出だしとなった。主演は「ゴッド・ギャンブラー レジェンド」「ネイキッド・ソルジャー 亜州大捜査線」など香港で活躍してきたフィリップ・ン。監督は「ボーン・アルティメイタム」の脚本や マット・デイモン&エミリー・ブラント主演のスリラー「アジャストメント」などで知られるジョージ・ノルフィ。

その他、先週末最大のスポーツイベントだった5階級制覇のボクシング元王者と総合格闘技の2階級王者によるボクシングルールでの異種格闘技戦「メイウェザーVS.マクレガー」が532サイトでライブビューイング中継され、興行日の26日土曜日だけで約260万ドルの興収をあげ、9位にランクインした。

今週末は、アリシア・ビカンダー主演の歴史ドラマ「Tulip Fever」に、公開40周年の「未知との遭遇」特別版(スティーブン・スピルバーグ監督)などが公開となる。

2017年8月29日更新 藤井竜太朗

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