国内映画ランキング : 2017年6月3日~2017年6月4日

映画ランキング : 2017年6月5日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2017年6月3日~2017年6月4日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

公開館数

上映週

1 1 美女と野獣

美女と野獣

配給:ディズニー

372 7
2 LOGAN ローガン

LOGAN ローガン

配給:20世紀フォックス映画

359 1
3 花戦さ

花戦さ

配給:東映

353 1
4 3 ちょっと今から仕事やめてくる 285 2
5 2 家族はつらいよ2

家族はつらいよ2

配給:松竹

327 2
6 4 名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター) 354 8
7 5 ピーチガール

ピーチガール

配給:松竹

302 3
8 9 帝一の國

帝一の國

配給:東宝

291 6
9 7 君のまなざし

君のまなざし

配給:日活

177 3
10 6 ワイルド・スピード ICE BREAK

ワイルド・スピード ICE BREAK

配給:東宝東和

355 6

※ファーストラン時点、映画.com調べ

V7の「美女と野獣」が100億円突破、「LOGAN」は2位、「花戦さ」3位スタート

6月3日~4日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。ディズニー「美女と野獣」は、公開42日目の6月1日に興収100億円を突破。「アナと雪の女王」(最終興収255億円)、「アリス・イン・ワンダーランド」(同118億円)の37日間に次ぐ早いスピードで大台突破を達成した。

週末興行でも7週連続首位を獲得し、土日2日間で動員21万6232人、興収3億0608万3300円を記録、累計動員は745万人、興収は103億円に達した。7週連続首位は09年12月公開の「アバター」(最終興収156億円)と並ぶ快挙。なお、6月3日以降も全国720スクリーン以上で続映中で、動員の構成比は字幕版と吹替版が半々という割合。要望の多かったIMAXの2D吹替版上映も、6月17日から2週間限定で全国27の劇場で上映されることも決定した。

新作では、ヒュー・ジャックマンが演じる「X-MEN」シリーズのウルヴァリン/ローガンを主役に描く「ウルヴァリン」シリーズ第3作「LOGAN ローガン」が2位に初登場。6月1日より公開され、土日2日間では動員11万3600人、興収1億6300万円をあげた。この成績は前作「ウルヴァリン:SAMURAI」(13年)の興収比88.5%となっており、まずは10億円が当面の目標となりそうだ。

3位には、野村萬斎主演のエンタテインメント時代劇「花戦さ」がランクイン。全国353スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員10万7000人、興収1億2600万円の成績。これは最終興収28.4億円をあげた野村主演の時代劇「のぼうの城」(12年)のオープニング成績を下回る出足。最終興収9億円の「利休にたずねよ」(13年)との興収比較では144.9%となっている。中高年や女性層を多く動員していることから平日の興行に期待。

「ちょっと今から仕事やめてくる」は、週末2日間で動員8万6000人、興収1億1900万円をあげて4位。公開6週目に入った「帝一の國」は、前週の9位からワンランクアップしている。なお、前週にシリーズ最高興収記録を塗り替えた「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」は、累計動員が500万人、興収は65億円を突破した。

2017年6月5日更新 和田隆

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