全米映画ランキング : 2016年8月26日~2016年8月28日

全米映画ランキング:2016年8月29日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2016年8月26日~2016年8月28日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ドント・ブリーズ

Don't Breathe
「ドント・ブリーズ」

Sony Pictures/Screen Gems
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 26,411,706 26,411,706
2 1 スーサイド・スクワッド

Suicide Squad
「スーサイド・スクワッド」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

4 12,248,439 283,021,066
3 4 KUBO クボ 二本の弦の秘密 2 7,844,822 24,856,200
4 2 ソーセージ・パーティー

Sausage Party
「ソーセージ・パーティー」

Sony Pictures/Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

3 7,525,655 79,869,165
5 メカニック ワールドミッション

Mechanic: Resurrection
「メカニック ワールドミッション」

Lionsgate/Summit Entertainment
(ショウゲート)

1 7,456,525 7,456,525
6 5 ピートと秘密の友達

Pete's Dragon
「ピートと秘密の友達」

Walt Disney
(ディズニー)

3 7,441,458 54,874,836
7 3 ウォー・ドッグス 2 7,022,257 27,524,944
8 8 バッド・ママ 5 5,573,833 95,267,068
9 7 ジェイソン・ボーン

Jason Bourne
「ジェイソン・ボーン」

Universal
(東宝東和)

5 5,141,045 149,268,280
10 6 ベン・ハー 2 4,560,825 19,583,702

低予算ホラー「Don't Breathe」がV 「メカニック」続編は5位

16年サマーシーズンも大詰め。2本の新作がランクインした8月最終週の全米ボックスオフィスは、サム・ライミ製作の低予算ホラー「Don't Breathe」が約2640万ドルのオープニング興収で首位デビューを飾った。

同作は、ライミ監督の古典ホラー「死霊のはらわた」のリメイク作で長編デビューを果たしたフェデ・アルバレス監督の第2作。貧しい不良3人組が、家に金庫を隠し持っているらしい視覚障がい者の家に強盗に入るが、ことは簡単に運ばず、3人は命の危険に晒されることになる。批評家からは絶賛評が多く集まり、OP興収も上々で幸先のいいスタートを切った。出演は「死霊のはらわた」(2013)のジェーン・レビ、「モールス」「プリズナーズ」のディラン・ミネットに、「アバター」「パブリック・エネミーズ」のスティーブン・ラング。

2位は3週連続の首位から陥落したWB/DCの大作「スーサイド・スクワッド」。興収約1220万ドルで累計興収は約2億8300万ドルに。

そして、OP興収約740万ドルで5位デビューとなってしまったのが、ジェイソン・ステイサム主演のB級アクション「メカニック:ワールドミッション」。凄腕暗殺者の死闘を描いたチャールズ・ブロンソン主演のアクションをリメイクした「メカニック」5年ぶりの続編。今回は共演にトミー・リー・ジョーンズ、ジェシカ・アルバ、ミシェル・ヨーなどのスター俳優が名を連ねたが、レビュー、興収ともにふるわず、前作のOP興収約1100万ドルを下回るスタートとなってしまった。メガホンをとったのは「THE WAVE ウェイヴ」などで知られるドイツ出身のデニス・ガンゼル。

サマーシーズンの終わりを告げるレイバー・デー(労働者の日)を迎える今週末は、「ブルーバレンタイン」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」のデレク・シアンフランス監督が、マイケル・ファスベンダーと組んだドラマ「The Light Between Oceans」(アリシア・ビカンダー、レイチェル・ワイズ共演)に、リドリー・スコットの次男ルーク・スコットの長編監督デビュー作「Morgan」(ケイト・マーラ、ミシェル・ヨー、ジェニファー・ジェイソン・リー、ポール・ジアマッティ出演)などが公開となる。

2016年8月29日更新 藤井竜太朗

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