全米映画ランキング : 2016年6月3日~2016年6月5日

全米映画ランキング:2016年6月6日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2016年6月3日~2016年6月5日
(金額・順位は確定前のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ミュータント・ニンジャ・タートルズ 影(シャドウズ) 1 35,250,000 35,250,000
2 1 X-MEN:アポカリプス

X-Men: Apocalypse
「X-MEN:アポカリプス」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

2 22,325,000 116,498,232
3 世界一キライなあなたに

Me Before You
「世界一キライなあなたに」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

1 18,270,000 18,270,000
4 2 アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅 2 10,691,000 50,772,597
5 3 アングリーバード

The Angry Birds Movie
「アングリーバード」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

3 9,775,000 86,677,726
6 4 シビル・ウォー キャプテン・アメリカ 5 7,591,000 388,940,157
7 5 ネイバーズ2 3 4,695,695 48,555,920
8 俺たちポップスター 1 4,632,130 4,632,130
9 6 ジャングル・ブック

The Jungle Book
「ジャングル・ブック」

Walt Disney
(ディズニー)

8 4,247,000 347,469,661
10 7 ナイスガイズ!

The Nice Guys
「ナイスガイズ!」

Warner Bros.
(クロックワークス)

3 3,520,000 29,120,850

「TMNT」続編がV。エミリア・クラーク主演「ミー・ビフォア・ユー」は3位

3本の新作がランクインした6月最初の全米ボックスオフィス。約3530万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たしたのは、「ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影(シャドウズ)」だった。

同作はマイケル・ベイ製作によるティーン向けアクション「ミュータント・タートルズ」(2014)の続編。首位デビューを果たしたが、前作が6500万ドル超のOP興収だったため、手放しで喜べるスタートではない。監督は前作のジョナサン・リーベスマンから「アース・トゥ・エコー」のデビッド・グリーンにバトンタッチ。

2位は前週首位の「X-MEN:アポカリプス」。累計は約1億1600万ドルでグロス(最終興収)は1億6000~7000万ドル近辺になりそう。

約2000万ドルのOP興収で3位デビューとなったのは、エミリア・クラーク&サム・クラフリン主演のラブストーリー「ミー・ビフォア・ユー(原題)」。半年限定の看護職に就いたルー(クラーク)は、事故で四肢麻痺になった元実業家ウィル(クラフリン)を担当することに。徐々に惹かれ合う2人だったが、ルーはウィルが尊厳死を決意していることを知り……。メガホンをとったのは、本作で長編映画デビューとなるイギリスの舞台演出家テア・シャロック。

そして、約470万ドルのOP興収で8位デビューとなったのが、批評家絶賛の音楽コメディ「Popstar: Never Stop Never Stopping」。ジャド・アパトーが、アンディ・サムバーグ、アキバ・シェイファー、ヨーマ・タコンヌによる3人組コメディグループ「ザ・ロンリー・アイランド」と組んで、現代のアメリカポップミュージック界とそれをとりまく状況をモキュメンタリー・スタイルで映画化した風刺劇だったが、映画ファンには受けず寂しいスタートとなってしまった。脚本は「ザ・ロンリー・アイランド」全員で執筆し、主人公コナーに扮したのはサムバーグ。シェイファーとタコンヌが監督を担当した。

今週末は、世界的人気ゲームを映画化したスペクタクル・ファンタジー「ウォークラフト」(ダンカン・ジョーンズ監督)に、大ヒットホラー「死霊館」の続編「死霊館 エンフィールド事件」(ジェームズ・ワン監督)、大ヒット作の続編「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」が公開となる。

2016年6月6日更新 藤井竜太朗

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