国内映画ランキング : 2015年11月7日~2015年11月8日
映画ランキング : 2015年11月9日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2015年11月7日~2015年11月8日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | 公開館数※ | 上映週 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 初 | 321 | 1 | ||
2 | 初 | 314 | 1 | ||
3 | 初 | 225 | 1 | ||
4 | 3 | 291 | 2 | ||
5 | 4 | 210 | 2 | ||
6 | 1 | 344 | 3 | ||
7 | 2 | 340 | 2 | ||
8 | 5 | 271 | 5 | ||
9 | 6 | 322 | 5 | ||
10 | 初 | 152 | 1 |
※ファーストラン時点、映画.com調べ
「劇場版 MOZU」がV!「グラスホッパー」2位、「エベレスト 3D」3位スタート
TBSとWOWOWが共同製作し、リレー形式で放送した人気ハードボイルド・ドラマを映画化した「劇場版 MOZU」が、全国322スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員17万0374人、興収2億2847万2400円を稼ぎ、初登場1位を獲得した。羽住英一郎監督作品としては、今年3月に公開され興収27.7億円の大ヒットを記録した「映画 暗殺教室」の興収比55.6%の出足となっており、最終興収は15億円あたりが見込まれる。
2位は、人気作家・伊坂幸太郎のベストセラー小説を、生田斗真、浅野忠信、山田涼介(Hey! Say! JUMP)の共演、瀧本智行監督で映画化した「グラスホッパー」。全国314スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員14万7275人、興収1億9196万6600円の成績。これは同じ瀧本監督、生田主演「脳男」(最終興収12.7億円)とほぼ同じ出足であり、同じ伊坂原作を映画化した「ゴールデンスランバー」(最終興収11.5億円)とも同程度の成績が予想される。
続いて、世界最高峰エベレストで1996年に起きた実話を、3Dで映画化したサバイバル・ドラマ「エベレスト 3D」が初登場3位。11月6日から全国424スクリーンで公開され、オープニング土日2日間の成績は、動員9万6220人、興収1億6407万7100円をあげた。動員数は「グラスホッパー」と大きく差があるが、3D上映に加え、IMAX 3Dでの上映もあることから単価を引き上げている。
そして、ジョージ・クルーニーが製作・監督・脚本・主演のサスペンス「ミケランジェロ・プロジェクト」が10位にランクインした。全国152スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員3万4566人、興収4220万9200円をあげた。同作は今年4月にメジャー配給で公開が予定されていたが延期となり、その後日本での公開が中止となっていたが、インディペンデントの配給会社が国内公開に名乗りを上げ、映画ファンからの熱い声にも後押しされ、日本公開が決定した経緯がある。
2週連続1位だった「ギャラクシー街道」と、前週に初登場2位スタートを切った「PAN ネバーランド、夢のはじまり」は6位と7位にそれぞれ大きく後退したのに対し、3位「俺物語!!」と4位「映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!」は、新作3本に上位を奪われるも、ワンランクダウンの4位と5位に踏みとどまり、堅調な興行を見せている。
なお、佐藤浩市と本田翼が初共演した感動作「起終点駅 ターミナル」は12位スタートとなった。
2015年11月9日更新 和田隆