全米映画ランキング : 2015年9月4日~2015年9月6日

全米映画ランキング:2015年9月7日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2015年9月4日~2015年9月6日
(金額・順位は確定前のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 2 祈りのちから

War Room
「祈りのちから」

TriStar
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 9,350,000 24,663,458
2 1 ストレイト・アウタ・コンプトン 4 8,848,840 147,784,545
3 ロング・トレイル!

A Walk in the Woods
「ロング・トレイル!」

Broad Green Pictures
(ツイン)

1 8,250,000 10,250,000
4 3 ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション 6 7,150,000 180,386,692
5 トランスポーター イグニション 1 7,130,000 7,130,000
6 4 クーデター

No Escape
「クーデター」

The Weinstein Company
(クロックワークス)

2 5,445,000 18,446,079
7 6 コードネーム U.N.C.L.E.

The Man from U.N.C.L.E.
「コードネーム U.N.C.L.E.」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

4 3,445,000 39,379,148
8 Un gallo con muchos huevos

Un gallo con muchos huevos

Pantelion Films

1 3,400,000 3,400,000
9 5 フッテージ デス・スパイラル 3 3,377,000 23,716,893
10 インサイド・ヘッド

Inside Out
「インサイド・ヘッド」

Walt Disney
(ディズニー)

12 3,146,000 348,219,280

「War Room」が首位に。R・レッドフォード主演コメディが3位

夏の終わりを知らせるレイバーデイを迎えた全米ボックスオフィス。毎年レイバーデイの週末は最も興行が冷え込むが、今年は過去15年で最低の全体興収に。そんな中、約940万ドルの興収で首位にたったのは前週2位の宗教映画「War Room」だった。

同作の11日間の累計興収は約2700万ドル。批評家からは厳しいレビューが集まっているが、最終興収は4000万ドル以上が見込まれている。3週連続の首位からランクダウンして2位となったのは「N.W.A. 」の実録ドラマ「Straight Outta Compton」。休日だった月曜日の興収がプラスされ累計は1億5000万ドルに到達した。

初登場3位はロバート・レッドフォード&ニック・ノルティの名優コンビによる冒険コメディ「A Walk in the Woods」。「ビル・ブライソンの究極のアウトドア体験 北米アパラチア自然歩道を行く」(中央公論新社刊)を原作に、老人2人(原作では中年)の山あり谷ありのトレッキング紀行が描かれる。共演はエマ・トンプソンにメアリー・スティーンバージェン。監督は「そんな彼なら捨てちゃえば?」「だれもがクジラを愛してる。」のケン・クワピス。

約713万ドルのオープニング興収で5位デビューとなってしまったのは「トランスポーター イグニション」。ジェイソン・ステイサム主演の人気アクションシリーズをTVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」の英俳優エド・スクレイン主演でリブートしたが、20世紀フォックスの「Hitman: Agent 47」同様、厳しいレビューが集まり、スタートダッシュに失敗してしまった。

そして8位には、メキシコの人気アニメの劇場用3D映画「Un Gallo con Muchos Huevos (A Rooster With Many Eggs) 」がランクイン。メキシコのアニメ映画では初となるアメリカでのメジャー公開(395サイトでの上映)を果たし、オープニング興収は約340万ドルだった。

今週末はM・ナイト・シャマラン監督のホラー「ヴィジット」に、ケイト・ボスワース、ヘイデン・クリステンセン主演のドラマ「90 Minutes in Heaven」が公開となる。

2015年9月7日更新 藤井竜太朗

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