全米映画ランキング : 2011年11月4日~2011年11月6日

全米映画ランキング:2011年11月7日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2011年11月4日~2011年11月6日
(金額・順位は確定後のもの)Exhibitor Relations Co. Inc.

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 長ぐつをはいたネコ

Puss in Boots
「長ぐつをはいたネコ」

Paramount
(パラマウント)

2 33,035,000 75,508,000
2 ペントハウス

Tower Heist
「ペントハウス」

Universal
(東宝東和)

1 25,084,150 25,084,150
3 ハロルド&クマー クリスマスは大騒ぎ!? 1 13,065,000 13,065,000
4 2 パラノーマル・アクティビティ3 3 8,525,000 95,308,000
5 3 TIME タイム

In Time
「TIME タイム」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

2 7,700,000 24,208,645
6 4 フットルース 夢に向かって 4 4,550,000 44,800,000
7 6 リアル・スティール

Real Steel
「リアル・スティール」

Walt Disney
(ディズニー)

5 3,407,000 78,750,000
8 5 ラム・ダイアリー

The Rum Diary
「ラム・ダイアリー」

FilmDistrict
(ショウゲート)

2 2,987,478 10,423,212
9 8 スーパー・チューズデー 正義を売った日 5 2,000,000 36,800,000
10 9 マネーボール

Moneyball
「マネーボール」

Columbia Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

7 1,900,000 70,327,000

「長ぐつ」がV2。スティラー&マーフィーの「ペントハウス」は2位

2本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、前週に引き続き、ドリームワークスの3Dアニメ「長ぐつをはいたネコ」が約3300万ドルの興収で王座を守った。

「シュレック」のスピンオフである同作は、前週の約3400万ドルとほとんど変わらない数字をキープして、2本の新作を退けた。10日間の累計興収は約7500万ドルとなり、最終興収は1億6000万ドル以上、ひょっとすると2億ドルに到達する可能性もある。

初登場2位は予想を下回る出足となった「ペントハウス」。ベン・スティラーとエディ・マーフィー初共演のアクションコメディだったが、オープニング興収は約2500万ドルだった。ストーリーはニューヨーク・マンハッタンにある超高層ビルのペントハウスに住む大富豪にすべてを奪われたビルの使用人たちがチームを組み復讐するというもの。レビューはまずまずだがスティラー主演作にしてはインパクトのないオープニングになってしまった。共演にアラン・アルダ、マシュー・ブロデリック、ケイシー・アフレック、マイケル・ペーニャ、テア・レオーニ、ガボレイ・シディベ。監督は「ラッシュアワー」「レッド・ドラゴン」のブレット・ラトナー。

初登場3位は大ヒットコメディシリーズの第3弾「A Very Harold & Kumar 3D Christmas」。3D映画となった今回は、謎の小包によって燃えてしまった義父のクリスマスツリーの代用品を探すため、ハロルドとクマーが冒険の旅に出るというストーリー。主演のハロルドには「スター・トレック」、TVシリーズ「フラッシュ・フォワード」のジョン・チョウ、クマーには「Dr.HOUSE/ドクターハウス」のカル・ペン。共演はニール・パトリック・ハリス、ダニー・トレヨほか。オープニング興収は前作「Harold and Kumar Escape from Guantanamo Bay」の約1490万ドルを超えられず、シリーズ2位。最終興収は3500万ドルあたりになりそう。

4位は日本でも公開された「パラノーマル・アクティビティ3」。17日間の累計を約9500万ドルとし、1億ドルの大台まであと一歩となった。

今週は、クリント・イーストウッド監督が主演にレオナルド・ディカプリオを迎え、FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーの生涯を描いた伝記ドラマ「J・エドガー」のほか、アダム・サンドラーが一人二役に挑んだコメディ「Jack and Jill」、日米同時公開となる3Dアクションドラマ「インモータルズ 神々の戦い」が公開となる。

2011年11月7日更新 藤井竜太朗

過去のランキング