国内映画ランキング : 2011年5月7日~2011年5月8日
映画ランキング : 2011年5月10日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2011年5月7日~2011年5月8日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | 上映週 | |
---|---|---|---|---|
1 | 初 | 1 | ||
2 | 1 | 4 | ||
3 | 2 | 3 | ||
4 | 5 | 2 | ||
5 | 3 | 4 | ||
6 | 4 | 4 | ||
7 | 6 | 3 | ||
8 | 初 | 1 | ||
9 | 7 | 2 | ||
10 | 10 | 11 |
GWの映画興行、ファミリー映画が席巻。首位に初登場「岳」
ゴールデンウィーク最後の週末は、小栗旬主演の本格山岳映画「岳 ガク」が2日間で20万8416人と幅広い層を動員し、興収2億6465万6200円をあげ(315スクリーン)、興収20億円も狙える首位デビューを果たした。小栗主演作としては、09年の「クローズZERO II」(興収30・2億円)以来の好スタートとなる。
前週末1位の「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」(335スクリーン)、2位の「GANTZ PERFECT ANSWER」(375スクリーン)は揃って順位を1つずつ下げたが、ファミリー層を中心とした「コナン」は26億円を、若者を中心とした「GANTZ~」は20億円をそれぞれ突破。TOP3を東宝配給作品が占め、5位の「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」(307スクリーン)も10億円、7位の「阪急電車 片道15分の奇跡」(83スクリーン)も5億円を超え、依然TOP10のうち5本が東宝配給作品で高いシェアを維持し続けている。
そんな中、松竹配給「八日目の蝉」(224スクリーン)が9日間で51万人超を動員し、興収6億円突破、ひとつ順位を上げて好調に推移。腰の強い興行が期待される。また、4月29日に行われた英国王室のロイヤルウェディング効果もあり、本年度アカデミー賞主要4部門受賞作「英国王のスピーチ」(166スクリーン)が5日に興収15億円を突破以降も好調を維持し、10位にランクインしている。
洋画は、「ガリバー旅行記」が6位と踏ん張り、新作「アンノウン」が8位に食い込んだが、東日本大震災の影響からGWでの興行の大きな巻き返しはならず、今月11日公開の「ブラック・スワン」、20日公開の「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」に期待が寄せられている。
2011年5月10日更新 和田隆