国内映画ランキング : 2010年11月20日~2010年11月21日
映画ランキング : 2010年11月22日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2010年11月20日~2010年11月21日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | 上映週 | |
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1 | 初 | 1 | ||
2 | 1 | 4 | ||
3 | 2 | 2 | ||
4 | 3 | 4 | ||
5 | 4 | 4 | ||
6 | 5 | 3 | ||
7 | 初 | 1 | ||
8 | 6 | 10 | ||
9 | 初 | 1 | ||
10 | 9 | 2 |
「ハリー・ポッター」順調にスタート。「パラノーマル」日本版続編が7位に
残すところあと2本となった「ハリー・ポッター」シリーズだが、その1本目となる「死の秘宝 PART1」が遂に公開された。当初3D版も公開される予定が、直前で2D版のみに戻すバタバタもあったものの、興行の方はいたって順調。オープニング3日間の成績は、動員が96万1961人、興収が11億7604万7100円。最初の1週間で20億円以上が見込まれており、最終的には70~80億円という線か。配給のワーナー・ブラザースは、正月の高稼働も見込んで興収100億円を目標に掲げている。
ちなみに、これまでの「ハリー・ポッター」シリーズの日本における興収は次の通り。第1章「賢者の石」(01年12月)203億円、第2章「秘密の部屋」(02年11月)173億円、第3章「アズカバンの囚人」(04年6月)135億円、第4章「炎のゴブレット」(05年11月)110億円、第5章「不死鳥の騎士団」(07年7月)94億円、第6章「謎のプリンス」(09年7月)80億円。1作目以降、だんだん成績は落ちているのだが、今作は最終章とあって、前作の数字は超えたいところ。参考までに、19日にオンエアされた「不死鳥の騎士団」の視聴率は14.5%、21日の「秘密の部屋」は12.1%であった。
新作はこれ以外に2本がランクイン。「パラノーマル・アクティビティ」の続編は、米国版に加え、別途日本版が作られているのだが、この日本版「TOKYO NIGHT」が7位に、彫刻家イサム・ノグチの母親の生涯を描いた「レオニー」が9位に、それぞれランクインしている。東映配給の2本、「このミス」1位の「行きずりの街」、「バトル・ロワイアル3D」はいずれも圏外からのスタートとなった。
2010年11月22日更新 駒井尚文