国内映画ランキング : 2008年9月27日~2008年9月28日

映画ランキング : 2008年9月30日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2008年9月27日~2008年9月28日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

上映週

1 アイアンマン

アイアンマン

配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

1
2 1 ウォンテッド

ウォンテッド

配給:東宝東和

2
3 2 パコと魔法の絵本

パコと魔法の絵本

配給:東宝

3
4 4 おくりびと 3
5 3 20世紀少年

20世紀少年

配給:東宝

5
6 イキガミ

イキガミ

配給:東宝

1
7 5 崖の上のポニョ

崖の上のポニョ

配給:東宝

11
8 最後の初恋

最後の初恋

配給:ワーナー・ブラザース映画

1
9 6 大決戦!超ウルトラ8兄弟

大決戦!超ウルトラ8兄弟

配給:松竹

3
10 7 ハンコック

ハンコック

配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

5

「アイアンマン」首位スタート、「イキガミ」6位、「最後の初恋」は8位

日に日に涼しさが増してきているが、興行界にも秋風が少し吹いた印象。全米初登場1位、しかも「スパイダーマン」に次ぐ歴代全米2位のスタートを切り、世界38カ国で初登場1位を飾った、全米興収3億ドル突破のモンスター・ムービー「アイアンマン」が公開された。初日・2日間で動員16万3280人、興収2億1148万5800円を記録、日本でも初登場1位を獲得したが、全米でのメガヒットからすると物足りない数字。同じソニー配給「ハンコック」(先行2日間含む興収8億3000万円)と比べても遠く及ばないスタート。全米で大ヒットした「インクレディブル・ハルク」、「ダークナイト」と共に、アメコミの実写映画ものが日本では苦戦を強いられている。洋画巻き返しへ向け、「ウォンテッド」に続く好スタートとはいかなかった。また、連勝続きの東宝配給の最新作「イキガミ」は、2日間で動員9万7874人、興収1億3424万円の成績。大ヒット中の「20世紀少年」(32億円突破)、「デトロイト・メタル・シティ」(20億円突破)、「パコと魔法の絵本」(13億円突破)などと比べると少し低い数字ではあるが、「砂時計」(興収10億円)の108%と、興収10億円が見込める堅調なスタートとなっている。一方、「おくりびと」は依然好調を維持しており、16日間で興収13億円を突破、同じ松竹配給「母べえ」の興収20億円は超えそうだ。「運命の女」のリチャード・ギアとダイアン・レインが再共演を果たした大人のラブロマンス「最後の初恋」は、2日間で興収約7100万円の8位というもうひとつのスタートとなった。

2008年9月30日更新 和田隆

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