国内映画ランキング : 2007年12月8日~2007年12月9日
映画ランキング : 2007年12月11日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2007年12月8日~2007年12月9日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | 上映週 | |
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1 | 初 | 1 | ||
2 | 2 | 6 | ||
3 | 1 | 6 | ||
4 | 3 | 2 | ||
5 | 4 | 2 | ||
6 | 5 | 6 | ||
7 | 6 | 5 | ||
8 | 7 | 3 | ||
9 | 8 | 5 | ||
10 | 9 | 7 |
「マリと子犬の物語」が首位デビュー。東宝作品が1~3位を独占
新潟中越地震を被災した山古志村(現・長岡市)を舞台に、実話を描いた絵本の映画化「マリと子犬の物語」が予想以上の大ヒットで首位デビューを果たした。初日・2日目の成績は、動員23万5795人、興収2億8445万1450円というもの。東宝配給作品としては今年10本目の第一位作品となったが、その10本の中では「愛の流刑地」を上回るにとどまり、下から2番目のオープニング記録にすぎない。ただし、これから正月シーズンに突入することや、「椿三十郎」や「ミッドナイト・イーグル」といった邦画の大作が不振なことを考えれば、正月映画の思わぬダークホースたるに十分な出足を見せたと言える。興収20億円以上は確実だろう。そして、2位には「恋空」が踏ん張り、こちらは最終的に35億円付近まで達しそう。「ALWAYS」は2ランク落としたが、35億円はすでに超え、38億円あたりまで行きそうだ。東宝配給作のワンツースリー、1本挟んで5位も東宝作品。10位にも「クローズZERO」が残っているので、何とチップ10作品中5本を占めてしまったわけだ。ちなみに、製作に関わったテレビ局は、上位から4、6、4、10、6。また、8番関連作品「スマイル 聖夜の奇跡」は今週末15日に公開となる。
2007年12月11日更新 駒井尚文