トム・フーパー
10代の頃から短編映画を撮り始め、オックスフォード大学在学中は舞台演出やTVCMを監督。97年からTVドラマを手掛け、ヘレン・ミレンがタイトルロールを演じた「エリザベス1世 愛と陰謀の王宮」(05)でエミー賞のミニシリーズ・TV映画部門監督賞を受賞する。08年にはアメリカに進出し、トム・ハンクス製作総指揮「John Adams」の監督を務めて高い評価を得る。04年、「ヒラリー・スワンクINレッド・ダスト」で映画監督デビューし、続いて「くたばれ!ユナイテッド」(09)のメガホンをとる。イギリス国王ジョージ6世を題材にした「英国王のスピーチ」(10)で劇場映画3作目にして第83回アカデミー賞の監督賞を受賞した。