キム・セロン
韓国・ソウル出身。韓国の中央大学校演劇映画科に在学。幼少期から子役モデルとして活動する。
2009年、韓国系フランス人ウニー・ルコント監督の自伝的作品「冬の小鳥」で映画初出演ながら主演を飾り、同作で9歳にしてカンヌ国際映画祭にも出席。翌年はウォンビン主演の映画「アジョシ」が韓国国内で大ヒット。天才子役として注目を浴び、大韓民国映画大賞新人女優賞を史上最年少で受賞した。
TVドラマにも活躍の幅を広げ、ヒロインの少女時代を務めた「私の心が聞こえる?」(11)や、天海祐希主演ドラマの韓国版リメイク「女王の教室」(13)などに出演。14年には、「冬の小鳥」でプロデューサーを務めたイ・チャンドンが製作を担った映画「私の少女」に出演し、青龍映画賞で新人女優賞を受賞する。その後も映画「守護教師」(18)やTVドラマ「優秀巫女(ムダン)カ・ドゥシム ソンヨン高校ゴーストバスターズ」(22)などに出演。22年5月に飲酒運転で交通事故を起こし、道路交通法違反により在宅起訴されている。