フリーダ・ピント
銀行家の父親と、高校の校長の母親の間に生まれる。ムンバイのセント・ザビエル・カレッジで英文学の学位を修得後、モデルとして活動。演技経験はアマチュアの劇団程度にもかかわらず、ダニー・ボイル監督「スラムドッグ$ミリオネア」(08)のヒロイン役に抜擢される。同作は第81回アカデミー賞で作品賞ほか7部門を制覇し、ピントも一夜にして世界中の注目の的となる。その後立て続けにウッディ・アレン、ジュリアン・シュナーベルと名立たる監督の作品にキャスティングされ、「猿の惑星」シリーズ最新作「猿の惑星:創世記」やギリシャ神話をモチーフにした「インモータルズ 神々の戦い」(ともに11)などメジャースタジオの大作にも出演する。