ゴルシフテ・ファラハニ
イラン・テヘラン出身。5歳の頃から声楽とピアノのレッスンを受け、6歳の時には子役として舞台に出演。その後、音楽学校に進学する。1998年、14歳の時に「Derakhte Golabi(英題:The Pear Tree)」で映画デビューを果たして以降、数々のイラン映画に出演。03年の「Boutique(原題)」では、ナント三大陸映画祭の最優秀女優賞を受賞した。リドリー・スコット監督の「ワールド・オブ・ライズ」(08)でハリウッド進出を果たし、レオナルド・ディカプリオの相手役を演じる。08年2月から半年ほどイラン政府当局から出国禁止処分を受け、処分解除後は仏パリに移住する。イランの巨匠アスガー・ファルハディ監督の「彼女が消えた浜辺」(09)で主演を務め、アフガン・仏・独・英合作「Syngue sabour, pierre de patience(英題:The Patience Stone)」(12)で仏セザール賞の新人女優賞にノミネート。その後もフランス映画だけでなく、「エクソダス:神と王」(14)や「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ第5弾「Dead Men Tell No Tales(原題)」(17年全米公開予定)などハリウッド大作にも出演する。