武正晴
明治大学文学部在学中、映画研究会に所属し、自主映画を制作。卒業後、助監督として工藤栄一をはじめ、崔洋一、石井隆、中原俊、本広克行、西川美和、李相日、中島哲也、井筒和幸らの作品に参加。07年、「ボーイ・ミーツ・プサン」で監督デビューを果たして以降、「カフェ代官山」シリーズ(08)や「EDEN」(12)、「モンゴル野球青春記」(12)などを監督発表。スーツアクターを主人公にした東映の「イン・ザ・ヒーロー」(14)で初めて大手映画会社配給による全国ロードショー作品を手がけた。その後も、山口・周南映画祭の松田優作賞(脚本賞)の第1回グランプリ受賞作「百円の恋」(14)などでメガホンをとる。