ロマン・デュリス
フランス・パリ出身。美術学校の学生だった頃、街角でスカウトされ、セドリック・クラピッシュ監督の群像劇「青春シンドローム」(94)でスクリーンデビュー。同監督の「猫が行方不明」(96)や「パリの確率」(99)に出演し、フランス映画界の人気俳優となる。ジャック・オーディアール監督作「真夜中のピアニスト」(05)で仏リュミエール賞の最優秀男優賞を受賞。その後も、「スパニッシュ・アパートメント」(02)、「ロシアン・ドールズ」(05)、「ニューヨークの巴里夫(パリジャン)」(13)で構成されるクラピッシュ青春3部作をはじめ、「ムード・インディゴ うたかたの日々」(13)、「パパは奮闘中!」(18)などで主演を務め、フランス映画界に欠かせない俳優として活躍する。その他の出演作に、バネッサ・パラディ共演のロマコメ「ハートブレイカー」(10)や、リドリー・スコット監督作「ゲティ家の身代金」(17)など。