リチャード・ジェンキンス
米イリノイ州出身。ロードアイランドのトリニティ・レパートリー・シアターで15年間俳優として活動し、その後4年にわたり舞台監督を務める。「シルバラード」(85)でスクリーンデビューを果たし、「ハンナとその姉妹」(86)、「イーストウィックの魔女たち」(87)、「シー・オブ・ラブ」(89)などに出演。デビッド・O・ラッセル監督の「アメリカの災難」(96)の演技で高い評価を得て、主演作「扉をたたく人」(07)でアカデミー主演男優賞にノミネートされた。以降、「キングダム 見えざる敵」(07)、「バーン・アフター・リーディング」(08)、「モールス」(10)、「アウトロー」(12)などで、個性派バイプレイヤーとして活躍。「シェイプ・オブ・ウォーター」(17)では主人公の隣人役を演じ、アカデミー助演男優賞の候補となった。近年の出演作にギレルモ・デル・トロ監督作「ナイトメア・アリー」(21)などがある。