ユ・ジテ

韓国・ソウル出身の俳優、映画監督。
舞踏家とモデルを経て、1998年に映画「バイ・ジュン さらば愛しき人」で俳優デビュー。翌年、主要キャストのひとりを務めたアクションコメディ「アタック・ザ・ガス・ステーション!」が韓国でヒットし、一躍脚光を浴びる。デビュー作で共演したキム・ハヌルと再共演した「リメンバー・ミー」(00)や、青龍映画賞で最優秀作品賞を受賞した「春の日は過ぎゆく」(02)、パク・チャヌク監督による復しゅう3部作の第2作「オールド・ボーイ」(03)と第3作「親切なクムジャさん」(05)に出演し、実力派俳優として注目される。
2003年には短編映画「自転車少年」で監督デビューを飾り、以降も短編・長編映画を手がけている。阪本順治監督作「人類資金」(13)で日本映画に進出し、日韓合作映画「ザ・テノール 真実の物語」(14)にも出演。TVドラマ「ヒーラー 最高の恋人」(14)で約6年ぶりにドラマに復帰すると、スペイン発の人気ドラマ「ペーパー・ハウス」の韓国版リメイク「ペーパー・ハウス・コリア 統一通貨を奪え」(22)や韓国の同名ウェブ漫画を実写化した「ヴィジランテ」(23)などで物語のキーパーソンとなるキャラクターを演じている。妻は俳優のキム・ヒジョン。