人類資金

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人類資金

解説

阪本順治監督、佐藤浩市主演で、敗戦直前に旧日本軍が隠匿したとされる財宝、通称「M資金」をめぐって繰り広げられる陰謀を描いたサスペンス大作。金融ブローカーを名乗って詐欺を繰り返す真舟雄一の前に、石優樹と名乗る男が現れ、M資金を管理しているという財団「日本国際文化振興会」が真舟を呼んでいると伝える。M資金の存在を信じていなかった真舟は、半信半疑のまま財団のビルを訪ねるが、そこで防衛省の秘密組織の人間に襲撃を受ける。石の助けでその場を逃げ延び、次に会った本庄一義という男から「10兆円のM資金を報酬50億円で盗み出してほしい」と依頼された真舟は、M資金に隠された秘密をめぐる争いに引き込まれていく。「亡国のイージス」でも阪本監督とタッグを組んだ作家の福井晴敏による書き下ろし小説を原作に、福井と阪本監督が共同で脚本を執筆。佐藤のほか、香取慎吾、森山未來、観月ありさ、オダギリジョー、仲代達矢、韓国のユ・ジテ、アメリカのビンセント・ギャロら豪華実力派キャストが集結。ロシア、タイ、日本、アメリカの4カ国で撮影が行われ、米映画以外では初となるニューヨークの国連本部での撮影も敢行された。

2013年製作/140分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2013年10月19日

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(C)2013「人類資金」製作委員会

映画レビュー

3.0【”M資金”について、深く追求する作品かと思ったら、見事に肩透かしされた作品。】

2020年2月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

 今でも、”M資金詐欺”が多数存在する。
 古くは、全日空事件、グリーン資金事件、皇室資金事件・・・

 所謂、旧日本軍の隠し金であった、”M資金。

 今作の評価が低いのは、納得できる。

 ”M資金”を題材に取り上げ、そしてロシア、アメリカ、タイと舞台を変え、現代と1945年を行き来しながら描かれる”M資金”に関わった人々の姿。

 だが、福井晴敏原作の”人類資金”自体が”亡国のイージス”レベルではなかったことに加え、今作の脚本に福井晴敏自身が絡んだ(勿論、阪本監督も脚本を手掛けている)事が宜しくなかったのは、間違いない。

 観る側に、様々な意味ありげな問いかけをしながら、後は皆さんのご想像にお任せします・・、というモヤモヤ感が半端なかった作品。

 実は”M資金”同様に、監督、原作者とも結末が見えていないにも関わらず、無理に”大作感”を出そうとしていた作品だと思った。

 エンドロールが流れ始めた時点で多くの観客が席を立ったが、客電が上がるまで席にいた観客の多くが、”????”という顔をしていたのが、印象的であった。

 今作が若手監督作であれば、レビュー内容は変わるが、邦画を牽引するべき立場にいる監督作である。

 きちんと、観る側が楽しめる(腑に落ちる、学べる・・・)内容の作品を製作して欲しかった思いが今でもある。

 ”自己満足で許される映画は、学生が作る自主製作作品までである。”

<2013年10月29日 劇場にて鑑賞>

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NOBU

1.5長い

2017年12月11日
iPhoneアプリから投稿

世界を股にかけたのが全部裏目に出てる。
まとまりも無く、話が広がり過ぎて意味不明。
英語のセリフもなんだかなぁ。。
観月ありさ、その英語力でよく出演したな。

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おこげ

2.0テーマは壮大なのに残念な映画

2017年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

まず、1回見たときは、途中で眠くなってしまい、気がついたら終わっていた。断片的な記憶しかなかったので、ネタバレのネットなどでのストーリーを確認。
そして、2回目を見たが、やっぱりよくわからなかったところ、多数。
ビンセント・ギャロの立ち位置がよくわからなかったし、観月ありさが途中まで、何目線でいるのか、よくわからず、ラストへ突入。
テーマとしては、資本主義社会に対して問題を投げかけているのかもしれないが、そもそもストーリーと配役の背景がわかった上で見ないとわからない。。。色々なところが非常に残念。
なんで、スマホじゃなくてPDA?なのか、結構ツッコミどころ満載な部分もちと残念かも。

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七星 亜李

1.5残念ながら

2017年11月25日
iPhoneアプリから投稿

DVDを借りて見たけど、あまりの退屈さ加減に、途中で見るのを諦めました。豪華キャストと、有名監督。何故、こんなに退屈な映画になったのか?

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ゆう