山田孝之

1999年、TVドラマ「サイコメトラーEIJI」で俳優デビュー。NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」(01)やドラマ版「ウォーターボーイズ」(03)で注目を浴び、主演ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」(04)や、「白夜行」(06)で人気を博す。映画デビュー作は「ドラゴンヘッド」(03)で、05年の「電車男」では映画初主演を果たした。
三池崇史監督「クローズZERO」2部作(07、09)や、主演「闇金ウシジマくん」シリーズ(10~16)、TVドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズ(11、12、16)、映画「のぼうの城」「悪の教典」(ともに12)、「凶悪」(13)、「何者」(16)、Netflixオリジナルドラマ「全裸監督」(19、21)など、作品ごとに徹底した役づくりで実力は俳優の中でも異彩を放つ。映画「正体」(24)では第48回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞した。
その他、松江哲明監督、山下敦弘監督とタッグを組んだドキュメンタリードラマ「東京都北区赤羽」(14)、「山田孝之のカンヌ映画祭」(17)なども話題を呼んだ。近年はプロデューサーとしての顔ももち、短編映画プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」(21~)や、「ゾッキ」(21)、「唄う六人の女」(23)、「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」(24)などでプロデューサーを務めている。