松雪泰子
高校生の頃からモデルとして活動し、TVドラマ「熱血!新入社員宣言」(91)で女優デビュー。TVドラマ「白鳥麗子でございます!」(93)で演じた主人公の社長令嬢は当たり役で、作品自体も人気を博し映画版も製作された。00年代の後半は映画出演が増え、「フラガール」(06)で日本アカデミー賞優秀主演女優賞と日刊スポーツ映画大賞最優秀主演女優賞を受賞。「デトロイト・メタル・シティ」(08)ではデスメタル好きなレコード会社社長、「スマグラー おまえの未来を運べ」(11)ではゴスロリファッションの便利屋など強烈なキャラクターもこなし、東野圭吾の直木賞受賞作を映画化した「容疑者Xの献身」(08)では元夫を殺害してしまう女性を演じた。その他の作品に「余命」「沈まぬ太陽」(ともに09)、「てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡」(10)などがある。