ヘクター・エリゾンド
10代の頃は野球が得意で、プロからスカウトされるほどの腕前だったが、ケガのために挫折。アクターズ・スタジオで演技を学び、ブロードウェイを中心に役者として活動する。69年に本格的な映画デビューを果たし、「真夜中の青春」(70)、「サブウェイ・パニック」(74)などに出演する。「病院狂時代」(82)以降のゲイリー・マーシャル監督作には全て参加し、「プリティ・ウーマン」(90)で演じたホテルのマネージャー役でゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされた。TVシリーズにも数多く参加し、「シカゴホープ」(94~00)では95年から4年連続でエミー賞ドラマシリーズ部門の助演男優賞にノミネートされた。近年は、「名探偵モンク」(08~09)、「グレイズ・アナトミー」(07~11)などに出演している。