ハーモニー・コリン
米カリフォルニア州生まれ。5歳で家族と東海岸に移り、ナッシュビルやテネシー、ニューヨークを転々として育つ。
スケートボーダーだった高校生の時に写真家ラリー・クラークと出会い、19歳で書きあげた青春映画「KIDS」の脚本がクラークのメガホンで1995年に映画化され、高い評価を獲得。同作は当時素人だったクロエ・セビニーを見いだしたことでも話題を呼んだ。監督デビュー作「GUMMO ガンモ」(97)はベネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。
以降の監督作に「ジュリアン」(99)、カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品された「ミスター・ロンリー」(07)、90年代ニューヨークで芽吹き、多くの才能を開花させたストリート・カルチャーの軌跡をたどるドキュメンタリー「ビューティフル・ルーザーズ」(07)、青春クライムドラマ「スプリング・ブレイカーズ」(12)、マシュー・マコノヒー主演作「ビーチ・バム まじめに不真面目」(19)などがある。