大地真央
73年、宝塚歌劇団に入団し、月組男役トップスターとして活躍後、85年に退団。その後も、ミュージカルを中心に数多くの舞台に立ち、「風と共に去りぬ」や「マイ・フェア・レディ」などの公演で座長を務める。映像作品でも、NHK大河ドラマ「武田信玄」(86)などに出演し、映画「ストロベリー・ロード」(91)の友情出演を経て、「エンジェル 僕の歌は君の歌」(92)で映画初主演を努める。以降、「日本沈没」(06)、「クロサギ」(07)、「R100」(13)といった話題作に出演し、「ナルニア国物語」シリーズ(05~10)ではティルダ・スウィントン演じる白い魔女の日本語吹き替えを担当した。11年には、公演数が600回を超えた舞台「マイ・フェア・レディ」のイライザ役での輝かしい成果に対して、菊田一夫演劇賞の特別賞が贈られた。