スティーブン・ドーフ
父は「センチメンタル・アドベンチャー」などの音楽を手がけた作曲家のスティーブ・ドーフ。10代の頃にショウビズ界に足を踏み入れ、TVドラマで経験を積む。南アフリカを舞台にした青春ボクシング映画「パワー・オブ・ワン」(92)のオーディションで2000人の中から主役に選ばれる。「バック・ビート」(94)でザ・ビートルズ結成当時のメンバー、スチュアート・サトクリフを、「I SHOT ANDY WARHOL」(96)でアンディ・ウォーホルのファクトリーでも屈指の有名人だったキャンディ・ダーリンを演じた。第67回ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いたソフィア・コッポラ監督作「SOMEWHERE」(10)では主演を務めた。その他の作品に「ブレイド」(98)、「セシルB ザ・シネマ・ウォーズ」(00)、「ワールド・トレード・センター」(06)、「パブリック・エネミーズ」(09)、「インモータルズ(原題)」(11)などがある。