スコット・デリクソン
米コロラド州デンバー出身。ロサンゼルス近郊のバイオラ大学を卒業後、南カリフォルニア大学の映画学科に通う。「ヘルレイザー」シリーズ第5弾「ゲート・オブ・インフェルノ」(00)で監督デビューし、「ルール2」(01)で脚本を、ビム・ベンダース監督作「ランド・オブ・プレンティ」(04)で原案を担当。監督2作目となるオカルトホラー「エミリー・ローズ」(05)がヒットし、続いて往年の名作SFをキアヌ・リーブス主演でリメイクした「地球が静止する日」(08)の監督を務めて注目された。「フッテージ」(12)や「NY心霊捜査官」(14)といったホラー作品の監督を経て、16年にはベネディクト・カンバーバッチ主演のマーベル作品「ドクター・ストレンジ」で監督・脚本を務めた。続編「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」(22)では製作総指揮として携わる。その他の監督作にスリラー「ブラック・フォン」(22)など。