ジョン・レグイザモ

コロンビアの首都ボゴタに生まれ、4歳の時に家族で米国に移住し、ニューヨークのクイーンズで育つ。ニューヨーク大学で演技を学ぶ一方で、コメディアンとしてクラブの巡業を行い、1984年に「Mixed Blood（原題）」で映画デビュー、86年に「特捜刑事マイアミ・バイス」でドラマ初出演を果たす。以降、映画「カジュアリティーズ」（89）や「ダイハード2」（90）などに出演する。91年にはオフブロードウェイのワンマンショー「Mambo Mouth」が大ヒットしオビー賞とアウター・クリティクス・サークル賞を受賞、2年後の「Spic-O-Rama」ではドラマ・デスク賞などを受賞する。98年に一人芝居「Freak」でブロードウェイデビューし、トニー賞の主演男優賞と脚本賞にノミネートされた。ミュージカル映画「ムーラン・ルージュ」（01）では画家ロートレック役を演じ、CGアニメ映画「アイス・エイジ」シリーズ（02～12）ではナマケモノのシドの声を担当。ボクシングを題材にしたTV映画「レックス・ザ・チャンプ　無敗の帝王」（03）では監督と主演を務めたほか、TVドラマ「キル・ポイント」（07）にも主演した。近年は、法廷サスペンス映画「リンカーン弁護士」（11）やハートフルコメディ「シェフ　三ツ星フードトラック始めました」（14）、アクションスリラー「ジョン・ウィック（原題）」（14）など多彩なジャンルで個性を発揮する。