ジュリアン・シュナーベル
ニューヨーク出身。60年代半ばから10年ほどテキサス州に住み、ヒューストン大学で美術の学士号を取得する。80年代は新表現主義の芸術家としてニューヨークで活動。同じく新表現主義の画家で27歳の若さで亡くなったジャン・ミシェル・バスキアの伝記映画「バスキア」(96)で映画監督デビュー。続く「夜になるまえに」はベネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。「潜水服は蝶の夢を見る」でカンヌ国際映画祭とゴールデングローブ賞の監督賞を獲得する。第67回ベネチア国際映画祭で上映された「Miral」を含め全作品で実在した人物を題材にしている。音楽活動も行い、多方面で才能を発揮している。