デニス・ホッパー 狂気の旅路

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デニス・ホッパー 狂気の旅路
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解説

「イージー・ライダー」「ラストムービー」で知られる俳優・監督のデニス・ホッパーの半生を追ったドキュメンタリー。1969年に発表した初監督作「イージー・ライダー」の成功により一躍時代の寵児となったホッパーだったが、71年に手がけた監督第2作「ラストムービー」は一転、難解な内容のために理解されず、絶望したホッパーは酒やドラッグなどにおぼれていく。家庭生活も仕事も破綻したホッパーだったが、70年代後半から80年代以降、徐々にキャリア復活の兆しが見え始める。映画は、ホッパーの大ファンというニック・エベリング監督が、約40年にわたりホッパーの右腕だった男サティヤ・デ・ラ・マニトウを中心に、「アメリカの友人」のビム・ベンダース、「ブルーベルベット」のデビッド・リンチら、ホッパーと仕事をした映画人や家族、友人、知人などの証言を集めて収録。未公開映像などを交え、ホッパーの半生をひも解いていく。

2017年製作/101分/PG12/アメリカ
原題:Along for the Ride
配給:コピアポア・フィルム

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ALONG FOR THE RIDE LLC, (C) 2017

映画レビュー

4.0デニス・ホッパーに魅入られた男がふたり

村山章さん
2020年5月28日
PCから投稿

泣ける

興奮

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
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村山章

4.0壊さない革命。

2020年5月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

異端児デニス・ホッパーは枠組みも制約も破壊することなく、何かを変えるための革命を起こそうとした。んですよね、多分...

映画としての公開は2017年。イージー・ライダーは1969年。ラストムービーの製作が1970年前後。地獄の黙示録は1979年。2010年にロサンジェルスで死去。

ホッパーの大ファンだったと言うニック・エベリングが製作したドキュメンタリーは、ラストムービーの編集を行っていた時期から、その後の数年間の映像集(登場するクルマの年代から推測すると少なくとも1975年までの映像が使用されている)。ほぼ全部が、デニス・ホッパーの日常、語りで埋め尽くされていますが、そこからは、1970年代のアメリカの姿の一部が垣間見られ、かなり興味深い内容になってました。

プレイボーイのプレイメイトとの文化論。ハリウッドとの契約で「ラストムービー」の編集権だけは渡したくないと主張するホッパーの姿。ホッパーが撮影した1900を超えるシーンで、映画として使うのは59個で良いとホッパーに伝えるプロデューサー。

ホッパーに"拾われた"女性料理人。ホッパーに纏わりついて一時も離れようとしない恋人。フィルムチェックをしながら編集の指示を飛ばすホッパー。荒野に向かってコルト・パイソンとM16A3を撃つホッパーと親友。30人の女性を集め、3人の女とバスタブに入り濃厚なキスを交わす姿。女性達と「何も秘密を持たない事」を共有し集団ヒステリーに陥って行く場面。原爆製造の街、ロスアラモスでいきなり服を脱ぎだし全裸でシボレーC-20に乗り込む姿。

時に。カメラに向かって毒づく姿。ただ、いかなる場面においても、この人の言葉は流れ落ちる水の様に、留まることが無い。

個人的には、興味深い内容でした。デニス・ホッパー個人に対する興味がなくとも、「時代を映す鏡としてのドキュメンタリー」とてしての価値はあると思う。ちなみに、ベトナムは一切合切出て来ません。かすっても居ません。逆に、そこが斬新でもあり驚きでもありました。

女の子達へ。君たちの為に、俺は映画を撮っている。男性諸君へ。ブラブラブラブラブラ(何言ってたのか憶えてません)。

これなんか、男の真理だったりするかも知れないなぁ。って思いました。コロナ明け二本目。盆踊りに打ちのめされた頭ん中が、少しだけ回復したw

それと、この邦題考えた人。
本作、見てないでしょw

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bloodtrail

3.0親友が振り返るデニス・ホッパーの足跡

2019年12月26日
iPhoneアプリから投稿

興奮

知的

デニス・ホッパーの右腕であり親友だったサティヤ氏のインタビューを軸にホッパーの足跡を追ったドキュメンタリー作品。

デニス・ホッパーの秘話をたくさん聞くことができて面白かった。特にヴィム・ヴェンダース監督による「アメリカの友人」撮影時のブルーノ・ガンツとの逸話は面白かった。他にも「地獄の黙示録」や「ブルーベルベット」撮影時の話しなど興奮するものばかりだった。

映像のクオリティの良さも印象的で、アーティスティックな雰囲気の映像作品だった。サム・ペキンパー監督のドキュメンタリーのような雑な作りではなく、しっかりとしていてとても観やすかった。

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アントニオ・バンデラス

4.0"サティヤ"

2019年12月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

D・ホッパーのドキュメントだけあって、全体的に作りや雰囲気が格好良い。

ヴェンダースが語る「アメリカの友人」でのB・ガンツとの殴り合いの喧嘩が笑える!?

知らないオッサンが語るかと思いきや、40年来の右腕としての凄み、健在なD・ホッパーの弟との会話も興味深く楽しめる。

J・ニコルソンがN・ヤングの"Hey Hey,My My"を口遊み「アウト・オブ・ブルー」を紹介し、現在のL・マンズにインタビューしているシーンは良かった。

M・マドセンも相変わらずな渋さで。

思っていたよりも深く描写された内容でドキュメンタリー映画として文句無し、D・ホッパーの魅力が溢れ、好き量が漏れ出してしまう出来に拍手。

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万年 東一
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