ジャン=ピエール・ダルッサン
仏パリ北西部クルブボア出身。フランス国立高等演劇学校とパリの名門演劇学校クール・フロランで演技を学び、舞台役者・演出家として活動を始める。映画出演2作目の「Phy」(81)で注目を集め、ロベール・ゲディギャン監督作品をはじめ多くのフランス映画に出演。ゲディギャン監督の製作した「Le souffleur」(86)に主演して以降、同監督の製作・監督作に数多く出演し、「マルセイユの恋」(96)でフランスのアカデミー賞と言われるセザール賞の助演男優賞にノミネートされた。セドリック・クラピッシュ監督作「家族の気分」(96)で同賞を受賞。以降の出演作に、ジャン=ピエール・ジュネ監督作「ロング・エンゲージメント」(04)、アキ・カウリスマキ監督作「ル・アーヴルの靴磨き」(11)、「母との約束、250通の手紙」(17)など。ゲディギャン監督作では「キリマンジャロの雪」(11)に続き「海辺の家族たち」(16)でも主演を務めた。