ジャド・ハーシュ
ニューヨークのブロンクス出身。大学卒業後は米軍に入隊し、退役後、電気技師の職を経て演劇学校HBスタジオで学び、俳優の道に進む。1970年代からTVドラマやTV映画に出演しはじめ、TVシリーズ「Taxi」(78~83)でエミー賞の主演男優賞を2度受賞してブレイク。ロバート・レッドフォードの監督デビュー作「普通の人々」(80)でアカデミー助演男優賞に初ノミネートされる。
88年、英国製シットコムを米国でリメイクした「Dear John」(88~92)でゴールデングローブ賞テレビ部門(ミュージカル/コメディ)主演男優賞を受賞。以降は「旅立ちの時」(88)、「インデペンデンス・デイ」(96)、アカデミー作品賞受賞作「ビューティフル・マインド」(01)など話題作に出演する。
スティーブン・スピルバーグ監督の自伝的作品「フェイブルマンズ」(22)で、2度目のアカデミー助演男優賞ノミネートを果たした。