コン・ユ

韓国・釜山出身、本名コン・ジチョル。慶熙大学校演劇映画科卒。
2001年、韓国でスターの登竜門とも呼ばれるKBSドラマ「学校」シリーズの「学校4」で俳優デビューし、翌年に「同い年の家庭教師」でスクリーンデビュー。TVドラマ「乾パン先生とこんぺいとう」(05)や「ある素敵な日」(06)を経て、07年に主演を務めたドラマ「コーヒープリンス1号店」がヒットし、MBC演技大賞で男性優秀賞を受賞する。
08年1月に軍に入隊し、09年12月に除隊。兵役中に読んだ小説「トガニ 幼き瞳の告発」に衝撃を受け、除隊後の11年に映画化を実現させる。同作で初めて製作の一端を担い、主演を務めた。16年には主演映画「男と女」「密偵」などが公開され、中でもゾンビを題材とした映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」は大ヒットを記録。大人気ドラマ「トッケビ 君がくれた愛しい日々」(16)では、第53回百想芸術大賞の最優秀男優賞を受賞した。ベストセラー小説を映画化した「82年生まれ、キム・ジヨン」(19)やパク・ボゴムとの共演作「SEOBOK ソボク」(21)に出演し、国内外で大ヒットしたサバイバルドラマ「イカゲーム」(21~25)では、謎めいた仲介人を演じて注目を集めた。