アナ・ジラルド
仏パリ出身。俳優のイポリット・ジラルドとイザベル・オテロを両親に持つ。3歳の頃、父の出演作「愛のあとに」(91)に子役で出演。本格的なスクリーンデビュー作となった主演作「消えたシモン・ヴェルネール」(10)の演技で高い評価を得、フランス映画界の新しい才能として注目を集めた。「最後のマイ・ウェイ」(12)を経て、15年には小栗康平監督作「FOUJITA」をはじめ、「パーフェクトマン 完全犯罪」「エスコバル 楽園の掟」と出演を重ね、国際的に活躍。セドリック・クラピッシュ監督の「おかえり、ブルゴーニュへ」(17)と続く「パリのどこかで、あなたと」(19)ではフランソワ・シビルとともに主演を務めた。舞台でも活躍し、2014年にはフランス語版シェイクスピア劇「ロミオとジュリエット」のジュリエットを演じている。