草笛光子
1949年に松竹舞踊音楽学校入し、翌年、松竹歌劇団に5期生として入団。淡路恵子、深草笙子と共にチーム「スリーパールズ」として活動する。53年に映画「純潔革命」で銀幕デビュー。54年に松竹歌劇団を退団したのち、58年のテレビ番組「光子の窓」では、歌やコントを題材に扱ったバラエティショーで司会を務め、一躍お茶の間の人気者となる。東宝専属女優を経て数々の作品に出演。市川崑監督作では「犬神家の一族」(76)の犬神梅子役を筆頭に金田一耕助シリーズ全てに出演した。日本ミュージカルのパイオニア的存在であもり、「シカゴ」(83)、一人芝居「私はシャーリー・ヴァレンタイン」(91~96)、「エイミィズ・ヴュー」(98)など数々の舞台に出演している。近年の主な出演作に、TVドラマ「結婚できない男」(06)、映画「ある船頭の話」(19)、「老後の資金がありません!」(21)など。99年に紫綬褒章、05年に旭日小綬章を受章している。