キムラ緑子
84年に大学の演劇部でマキノノゾミに出会い、マキノが主宰する「劇団M.O.P」の旗揚げに参加する。大学卒業後は故郷・淡路島に戻り塾講師をしていたが、劇団からのオファーで復帰。以降、同劇団の看板女優として10年に解散するまで活躍し、他劇団の作品やプロデュース公演にも多数出演する。90年「極道の妻たち 最後の戦い」で映画デビューし、NHK連続テレビ小説「純情きらり」(06)、「ちりとてちん」(07)など活動の場を広げていく。近年はベルリン国際絵映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した「パレード」(10)、モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリを受賞した「わが母の記」(12)、大ヒット作「テルマエ・ロマエ」(12)などに出演。マキノは公私ともにパートナーで、一度離婚するが復縁した。