キム・ベイシンガー
16歳の時にミスコンに出場したのがきっかけで、モデルとしてのキャリアをスタート。女優を志して米ニューヨークのネイバーフッド・プレイハウスで演技を学んだ後、ロサンゼルスに引っ越し、「チャーリーズ・エンジェル」(1976)などTVドラマに出演。「007」シリーズの番外編「ネバーセイ・ネバーアゲイン」(83)でボンドガールに抜てきされ、「ナインハーフ」(86)で性に目覚めていく主人公を好演し人気を博す。「バットマン」(89)ではヒロインのヴィッキー・ヴェイル役を演じ、97年の「L.A.コンフィデンシャル」でアカデミー助演女優賞を受賞した。その後の出演作に「8 Mile」(02)や「ドア・イン・ザ・フロア」(04)などがある。プライベートでは、メイクアップアーティストのロン・スナイダーと80年から9年間の結婚生活を送ったのち、「あなたに恋のリフレイン」(91)で共演したアレック・ボールドウィンと再婚。長女アイルランドをもうけたが02年に離婚した。