河瀨直美
- ふりがな
- かわせなおみ
- 別名
- 河瀬直美
- 誕生日
- 1969年5月30日
- 出身
- 日本/奈良
- X(旧Twitter)
大阪写真専門学校(現・ビジュアルアーツ専門学校)映画科で、「私が強く興味をもったものを大きくFixできりとる」(88)など8作品を制作する。卒業後、ドキュメンタリー「につつまれて」(92)、「かたつもり」(94)で山形国際ドキュメンタリー映画祭国際批評家賞などを受賞。劇映画デビュー作となる「萌の朱雀」(97)でカンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を受賞。以降、「殯(もがり)の森」(07)がグランプリに輝き、2009年には同映画祭に貢献した監督に贈られる黄金の馬車賞を女性、およびアジア人として初めて受賞。その後も「朱月(はねづ)の月」(11)、「2つ目の窓」(14)、「光」(17)がコンペティション部門、「あん」(15)をある視点部門に出品し、カンヌとは縁が深い。劇映画を手がけるかたわらドキュメンタリー作品も撮り続け、自身の出産後は「玄牝 げんぴん」(10)など出産をテーマにした作品を発表している。また韓国の新鋭チャン・ゴンジェ監督の長編第3作「ひと夏のファンタジア」(14)ではプロデューサーを務めた。