カール・ランブリー
米ミネソタ州ミネアポリス出身で、両親はジャマイカからの移民。図書館で働きながら文学や歴史、美術の知見を深め、地元でジャーナリストとして活動を始める。AP通信の記者となるためサンフランシスコに移るも、到着直後に黒人の舞台俳優の求人広告を見つけて応募し、見事合格。後の盟友ダニー・グローバーと共演して注目を集め、ロサンゼルスで俳優の契約を結び、TVシリーズ「女刑事キャグニー&レイシー」(81〜87)のレギュラーキャストとなる。
映画はドン・シーゲル監督作「アルカトラズからの脱出」(79)で初参加し、以降「熱き愛に時は流れて」(88)、「ザ・ダイバー」(00)などに出演。19年には傑作ホラー「シャイニング」の続編「ドクター・スリープ」に出演し、ドキュメンタリー「マイルス・デイヴィス クールの誕生」(19)でマイルス・デイビスの声を担当した。ミニシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(21)で務めたイザイア・ブラッドリー役を、映画「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」(25)でも演じる。