大沢たかお

1987年にファッションモデルとしてデビューしたのち、94年にTVドラマ「君といた夏」で俳優デビュー。その後「若者のすべて」(94)、「星の金貨」(95)、「オンリー・ユー 愛されて」(96)など話題のドラマに出演。2000年代に入ると映画への出演が圧倒的に多くなり、さだまさし原作「解夏」(04)で第28回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。「世界の中心で、愛をさけぶ」(04)でも主演を務め、その人気を確実なものにする。
06年には、映画「地下鉄(メトロ)に乗って」で第30回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。その後も映画「陽気なギャングが地球を回す」(06)、「ミッドナイト イーグル」(07)などで主演を務めたほか、8年振りのドラマ出演となった「仁 JIN」(09)が高視聴率を記録し、11年に続編が放送された。
近年の映画出演作に、「藁の楯 わらのたて」(13)、「風に立つライオン」(15)、王騎役を演じた「キングダム」シリーズ(19~24)、主演のほかプロデューサーも務めて製作に参加したAmazonオリジナルドラマ「沈黙の艦隊」(24)など。「キングダム 大将軍の帰還」(24)で2度目の日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞した。