エレナ・アナヤ
スペイン出身。17歳のとき俳優を志す決意を固め、地元の演劇学校で俳優のマヌエル・モロンに師事した後、マドリードの王立演劇アカデミーに移る。1996年、主演を務めた「アフリカ」で映画デビューを果たし、フリオ・メデム監督のエロティックサスペンス「ルシアとSEX」(01)の演技で高い評価を獲得。
ペドロ・アルモドバル監督作「トーク・トゥ・ハー」(02)で国際的な注目を集め、「ヴァン・ヘルシング」(04)でハリウッドに進出する。メデム監督と再タッグを組んだ「ローマ、愛の部屋」(10)を経て、アルモドバル監督の「私が、生きる肌」(11)でスペインのアカデミー賞と言われるゴヤ賞の最優秀女優賞を受賞。
スペイン映画界を代表する俳優のひとりとして、「潜入者」(16)、アクション大作「ワンダーウーマン」(17)、ウッディ・アレン監督作「サン・セバスチャンへ、ようこそ」(20)などに出演している。