レイチェル・ハウス
ニュージーランド出身で、マオリの血をひき、スコットランド人の両親に養子として育てられる。ニュージーランドの国立演劇学校トイ・ワカアリを1992年に卒業後、俳優として活動。国際的な注目を集めたニキ・カーロ監督作「クジラの島の少女」(03)で映画に初出演し、タイカ・ワイティティ監督の初長編監督作「イーグルVSシャーク」(08)に参加する。以降「ボーイ」(10)をはじめ数多くのワイティティ監督作に出演し、必要に応じて演技指導も担当。ワイティティがメガホンをとったマーベル映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」(17)にも参加した。
その他の映画出演作に「モアナと伝説の海」(16・声の出演)、「ソウルフル・ワールド」(20・声の出演)、「ゴジラ×コング 新たなる帝国」(24)など。ジェーン・カンピオンのいくつかの監督作でも演技指導を務め、チェコのプラハ映画学校で映画製作を学んだ後に「The Mountain」(24)で長編映画監督デビューを果たした。