蛭子能収
1973年、「月刊漫画ガロ」掲載の「パチンコ」で漫画家デビュー。以降、「笑う悪魔の黙示録」「蛭子漫画」「黒いギャンブラー」「俺は大丈夫」などを発表する。ヘタウマな絵と不条理な作風で注目を集め、イラストレーターやエッセイストとしても活動する。86年、俳優の柄本明の誘いで「劇団東京乾電池」の舞台に立ち、89年にTVドラマ「教師びんびん物語II」に出演。以降、俳優として映画「十五才 学校IV」(00)、「次郎長三国志」(07)、「はやぶさ HAYABUSA」(11)、「日々ロック」(14)などに出演。映画初主演作「任侠野郎」(16)では、主題歌の歌唱も担当した。タレントとしても活躍し、レギュラーを務める旅番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」は、劇場版「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」(16)も製作された。03年にオリジナルビデオ「諌山節考」で監督を務めた。