アラン・カミング
英スコットランド・アバーフェルディ出身。高校時代から演劇を始め、地元の劇団でも活動を始める。グラスゴーのロイヤル・スコティッシュ・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマ在学中に舞台俳優としてデビュー、卒業後はTVドラマにも出演するようになる。その後ロンドンに移り、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーやロイヤル・ナショナル・シアターといった名門劇団で活躍。91年に「プラハ」で長編映画デビューし、95年に「サークル・オブ・フレンズ」で米国に進出。英米の双方で活動し、98年のミュージカル「キャバレー」ブロードウェイ公演では、トニー賞主演男優賞を受賞。01年には製作・監督・脚本・主演を兼ねた映画「アニバーサリーの夜に」を発表し、高く評価された。その後は「スパイ・キッズ」3部作(01~03)や「X-MEN2」(03)、TVシリーズ「グッド・ワイフ」(09)に出演。バイセクシャルを公表しており、映画「チョコレートドーナツ」(12)では歌手を夢見るゲイを熱演した。