阿部寛
1983年、中央大学在学中から男性ファッション誌「メンズノンノ」で活躍。87年、映画「はいからさんが通る」で俳優デビューし、翌年には、つかこうへい作・演出の舞台「熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン」で注目を浴びる。その後、二枚目俳優として活躍していたが、TVドラマ「TRICK」(00)でそれまでのイメージを覆したコミカルな演技も披露して人気を博し、シリアスからコメディまで幅広いジャンルで活躍するように。古代ローマ人という役柄に挑んだ「テルマエ・ロマエ」(12)も大きな話題となり、同作で日本アカデミー優秀男優賞を受賞した。「ドラゴン桜」(05・21)、「結婚できない男」(06・19)、「新参者」(ドラマ版10、劇場版12・18)、「下町ロケット」(15・18)など多くの主演ドラマが続編や劇場版も製作されている。そのほか近年の映画作品に「恋妻家宮本」(17)、「のみとり侍」(18)、「護られなかった者たちへ」(21)、「とんび」(22)など。