ハリウッドに「チャップリン・スタジオ」 喜劇王ゆかりの撮影所が原点回帰
2026年1月6日 19:00
Photo by AaronP/Bauer-Griffin/GC Images/Getty Images喜劇王チャールズ・チャップリンが「キッド」「黄金狂時代」「モダン・タイムス」「独裁者」などの名作を生み出した伝説的な撮影所が、「チャップリン・スタジオ」として復活することになったと、米デッドラインが報じている。
ロサンゼルスのラ・ブレア通りに位置するこのスタジオは、長年「ジム・ヘンソン・スタジオ」として知られてきた。今回、ミュージシャンのジョン・メイヤーと映画監督マックGが購入を完了し、創設者チャップリンの名を冠した「チャップリン・スタジオ」に改名。映画、テレビ、音楽、デジタルメディアの制作拠点として営業を継続すると発表した。
約8万平方フィート(約7400平方メートル)の敷地を誇るこのスタジオは、映画史だけでなく音楽史にも深く刻まれている。1966年からはハーブ・アルパートとジェリー・モスが設立したA&Mレコードの本拠地となり、1985年にはアフリカ飢餓救済のチャリティソング「ウィー・アー・ザ・ワールド」がスタジオAで収録された。2000年以降は「セサミストリート」のキャラクターやマペットを生み出したジム・ヘンソン・カンパニーが本社を構えていた。
マックGは「この敷地に足を踏み入れた瞬間、ハリウッドの歴史を感じることができる。チャップリンからスーパーマン、ソウル・トレインまで、ここは映画産業の礎だ」と語り、スタジオを映画製作者、ミュージシャン、クリエイターたちの活気ある拠点として維持していく意向を示した。