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舘ひろしが映画スター役で主演 「免許返納!?」26年6月19日公開【特報】

2025年12月17日 06:00

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「免許がない!」以来の“免許映画”
「免許がない!」以来の“免許映画”
(C)2026「免許返納!?」製作委員会

舘ひろし主演、河合勇人監督の「免許返納!?」が、2026年6月19日に公開されることがわかった。あわせて、ティザービジュアルと特報が披露された。

本作は、アクション志望の映画スターが免許返納騒動に巻き込まれるさまを描いたコメディ。舘が、1994年製作の「免許がない!」でも演じた映画スター・南条弘役を再び演じ、「俺物語!!」「兄に愛されすぎて困ってます」「かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦」の河合が監督を務める。脚本は「永遠の0」「ラーゲリより愛を込めて」「ディア・ファミリー」の林民夫

南条弘は、順風満帆な俳優人生を歩み続け、芸術映画で数々の映画賞を総なめする映画スターだが、心の奥底では車やバイクを使ったアクション映画をやりたいと思っていた。腐れ縁の俳優仲間から「このまま老害にでもならなきゃいいね」と揶揄され憤慨していた矢先、その俳優仲間がバイク事故を起こし、南条は「やるべきことにしっかり向き合う……年を取ったら、それが車やバイクの運転なんかよりずっと大事なことなんです」と半ば仕返しのような発言をしてしまう。この発言が拡大解釈され、「免許返納」騒動に発展する――。

このほど披露されたティザービジュアルには、サングラス&タキシードでバッチリ決めた南条が、キッズトイの赤い車に乗る姿が収められている。免許証をクールに投げ捨ててはいるが、免許証顔写真の南条はまったく納得していない様子だ。

特報は、日本一のダンディーが帰ってくる”というインパクト溢れるカットから始まり、舘の代表作でもある“あぶ刑事”を彷彿とさせるシークエンスでは、ハーレーの上でショットガンを構える南条や、港の倉庫街を駆け抜けるレパードの姿も見られる。重厚感ある展開からカメラ目線でのカッコいい決め台詞!と思いきや「わたし、免許返納します!」というまさかの言葉……。声優の山寺宏一による『免許返納!?』のタイトルコール明けには、南条が「俺、こんなCMやらないよ」と情けなく狼狽える姿も垣間見え、「なにが免許返納(だよ)」と言いかけたところでシャットアウトされてしまう始末。本作が一体どんなコメディエンタテインメントになっているのかワクワクさせる内容となっている!

免許返納!?」は、26年6月19日から全国公開。舘、河合監督、プロデューサーの天野和人のコメント全文は以下の通り。


舘ひろし(南条弘役)
初めにお話をいただいた際、目に飛び込んできたタイトルが「免許返納!」で、驚きました。
かつて、映画「免許がない!」で、教習所に通う俳優・南条弘というコミカルなキャラクターを演じてから、気づけば約30年の歳月が流れました。
そして、今、同じ“免許”をめぐる物語が、今度は「免許返納!?」という形で巡ってきました。
これは、私の俳優として歩んできた人生を象徴しているかのようで、運命めいたものを感じました。
脚本家・林さんが紡いだ軽やかで味わい深い脚本を元に、監督、プロデューサーと打ち合わせを重ね、次々とアイデアが湧き上がり、脚本の世界が広がっていきました。
劇中では、真っ赤なフェラーリに、「あぶない刑事」でもお馴染みのハーレーやレパードも登場し、カーアクションもあります。笑って泣ける、世代を問わず楽しんでいただける作品となっております。スクリーンで楽しんでいただけましたら幸いです。
河合勇人監督
舘ひろしさん主演の映画を一緒に撮りませんか————その一言をプロデューサーから聞いた瞬間、身体が震えました。中学2年のあの日、友達と買ったEPレコード「泣かないで」。あの歌声と存在感に胸を撃ち抜かれ、【舘ひろし】という名前は僕の中で“永遠のヒーロー”になりました。その人と映画を撮れる。そんな奇跡みたいな話が、この歳になって本当に来るとは思っていませんでした。
ただ、テーマは“免許返納”。重たい社会問題と向き合いながら、舘さんの魅力と作品の熱量をどう両立させるか——正直、怖かった。でも、現場に立った舘さんは、僕の不安を一瞬で吹き飛ばしました。台本の「てにをは」まで徹底的に読み込み、毎朝のように驚くようなアイデアを投げかけ、こちらの想像を軽々と飛び越えてくる。
現場で「これが舘ひろしだ」と、何度心の中で叫んだことか。
劇中には、ハーレーに乗ってショットガンをぶっ放したり、往年の名曲をカラオケで歌ったり、憧れ続けた“あの舘ひろし”の瞬間を、遠慮なく、全力で詰め込みました。
それが“免許返納”というテーマとどう交差するのか——
その答えは、この映画の中にあります!
天野和人(プロデューサー)
「舘ひろしで免許返納をテーマにコメディをやりませんか?」と事務所から提案を受けた時、これだ! と思いました。ハーレーとショットガンが代名詞の舘ひろしが免許を取り上げられたらいつものダンディーがどのように崩れるのか……。河合監督の演出で、「誰も見たことのない舘ひろし」を堪能してもらったうえで、免許返納という社会の動きを優しく考える一助になるのではないか、と考えました。結果は、中身を見ていただければ分かります!

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