「ホーム・アローン」俳優、35周年記念イベントを欠席 その理由とは…
2025年12月8日 20:00
写真:Richard Shotwell/Invision/AP/アフロ映画「ホーム・アローン」でドジな泥棒マーヴを演じたダニエル・スターンが、同作の35周年記念イベントに参加しないことを明かした。米ピープルとのインタビューで、現在は農場から離れたくないと語っている。ただし、電話やZoomでの参加には応じる意向を示した。
スターンは笑いながらこう語った。「僕は農場から離れないんです。映画に対する無礼というわけではありません。電話でもZoomでも、それなら参加できますが……僕はかなりの引きこもりなんですよ」
「ホーム・アローン」が世界中で愛され続けていることは十分に理解しているというスターンだが、ファンからの反応には時折圧倒されることもあるという。「みんなが愛してくれていることを知るのは嬉しいです。でも、実際に人々が近づいてきて『大好きです』と言ってくれるのは、ときどきちょっと圧倒されてしまいます」と本音を明かした。
現在68歳のスターンは、2024年にハリウッドのキャリアから完全に引退し、カリフォルニア州ベンチュラ郡の農場に移住。妻とともに牛の飼育や柑橘類の栽培に従事しながら、彫刻家としても活動している。
1957年生まれのスターンは、1979年の「ヤング・ゼネレーション」で映画デビュー。「ダイナー」(1982)、「ブルーサンダー」(1983)、「シティ・スリッカーズ」(1991)などに出演し、テレビドラマ「ワンダー・イヤーズ」(1988-1993)ではナレーターを務めた。1993年には「がんばれ!ルーキー」で監督デビューも果たしている。
「ホーム・アローン」について、スターンは当初から特別な作品だと感じていたという。「傑作だとは分かっていました」と振り返る。脚本を手がけたジョン・ヒューズに関して「ヒューズが書いた脚本は、僕が今まで読んだ中で最も面白いものでした。床に転がって笑いながら読みました。とても面白かったんですが、同時に心がこもっていたんです。子供と隣人が彼を救い、母親と再会する……とても感動的でした」と絶賛した。
続けてスターンは映画の成功について語った。「とても面白く、とても真実味がありましたから、それは分かっていました。素晴らしい映画を作っているという希望はありました。でも、この作品がこれほど長く愛され続けるとは、誰も予想できませんでした」
スターンが演じたマーヴ・マーチンズは、ジョー・ペシ演じるハリーとコンビを組む泥棒で、シカゴ郊外の住宅を狙って強盗を繰り返す。クライマックスでは、クリスマスに一人留守番をしていたケビン・マカリスター(マコーレー・カルキン)の家を襲撃しようとして、数々のトラップに引っかかるコミカルな姿が描かれた。1990年に公開された第1作は世界的な大ヒットとなり、クリスマスシーズンの定番映画として35年間愛され続けている。
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